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ピアノとABA理論を使って
子どもたちの成長をサポート
用語一覧
発達性協調運動障害(DCD)は、脳が運動を協調(コーディネート)することが難しい障害であり、個々の身体機能に問題がないにもかかわらず、極端に不器用で運動が苦手、という特徴があります。
ADHDやASD、SLDなど、他の発達障害と併存することが多いことも知られています。
・スプーン、お箸、コップなどがうまく使えない
・ハサミの操作が難しく、うまく形を切り抜けない
・着替えが遅い
・塗り絵がはみ出したり偏ったり、うまく塗れない
・糊や絵の具などの量の調整が難しく、手や作品がべとべとになる
・階段の上り下りがぎこちない
・リコーダーや鍵盤ハーモニカができない
・言葉が不明瞭で聞き取りにくい
・縄跳びや跳び箱、鉄棒などが苦手
上記はほんの一例です。
DCDを抱えた子どもたちの困難さは実に多様です。
体育に限らず、日常生活の様々な場面で困難さを抱えています。
日本ではまだまだDCDの認知度が高くないため、「練習が足りない」「ふざけている」「怠けている」と誤解され、反復練習を強いる指導がされがちです。
そのため、子どもの自尊心を損ないかねません。
わにわのピアノ療育では、例えば、「ピアノが弾けない」というお子さまには、
・椅子の高さや位置は合っているか
・鍵盤や楽譜がわかりにくくないか
・5指の分化はどの程度か
・視る力はどの程度か
・今の気分はどうか
など、様々な内的外的な要因を探り、その子に合わせてスモールステップで「弾ける自信」と「自分に合った弾き方」を身につけられるようにアプローチしています。
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